おっこう屋は会員制度があります。会則もなく会費もいりません。
「会員になりたい」と言う申し出と、「これを売って」という商品があれば、どなたでも会員になれます。

 

おっこう屋 は会員が持ち寄った商品も販売しています。
家の奥にしまわれて使われなくなった品物、大切だけど譲る人が無くなってしまったためどなたかに使ってもらいたい物、古いけど新しい命を吹き込んで再生してもらいたい物など、それらのモノにもう一度光を与え使って頂きたい。そうなのです、おっこう屋という名前のいわれには「奥にしまわれたモノに光を与える=奥光屋」 という意味もあるのです。

おっこう屋 は創作作家の作品の展示販売もしています。
その基本コンセプトは「手作り」「再生」。古いモノ、使われなくなったモノを新しいアート感覚で新しいモノに再生する。それが古い布であったり、壊れかけた家具であったり、古紙であったり、打ち捨てられたガラスや陶器であったりしますが、それが見事に再生され店内所狭しと並んでいます。


おっこう屋 ではお客様の創作意欲を満たすことも出来ます。
団扇(小舞扇)作りやオリジナル鼻緒や米バッグ(まいばっぐ)アート、レザーコースターや小箱アート作りやラッピング、流木を使ったアート作品を作ることも出来ます。 


おっこう屋 ではこんなこともしています。
靴の修理、靴やバッグ、ベルトなど革製品の修理、艶出し、アートリニューアル、包丁・はさみ砥ぎ、そしてミシンや車の修理なども受け付けているのです。

おっこう屋 では、お客様は嬉々として時間を忘れてモノづくりに没頭します。中にはお弁当を持参して一日楽しんで帰る方もいます。
何故なのか私達にはわかりませんが、お客様にもよくわからないようで、「おもしろい」「変な店」「楽しい」「また来たい」と言いながら帰っていきます。私達にはこれが日常の生活なのですが、お客様にとっておっこう屋は非日常体験を味わうことが出来る店なのかもしれません。


おっこう屋 の会員は、平成19年4月現在212名。
会員の持ち寄る商品や作品は、それぞれの年代の方が懐かしさを覚えるものが多いため、おっこう屋は「あの頃雑貨店」 と副称を付けております。



おっこう屋 の建物の奥には広い中庭があり、中庭に面した別棟には斜めに切った水切り瓦を擁した重厚な蔵があり、当時の豪商の心意気を窺い知ることが出来ます。

おっこう屋 の裏にはお客様が寛げるようなお休み処があります。
そこでは、町歩きで疲れたお客様の足を休めることができますし、お客様にアーティスト気分を味わって頂くために、オリジナルアート作品(土佐和紙を使ったマイバッグや流木ペンダントなど)を造ることもできます。

おっこう屋 店内や裏庭で、ひととき、異次元の世界をお楽しみください。

                                          創立代表会員 カサブランカ・紫式部・迦羅主